会社設立の流れをわかりやすく解説中!

税理士に会社設立を頼むメリット&デメリット

結論
  • メリットがほとんどなく、デメリットは多い。
  • 税理士に会社設立を頼むのはおすすめできない。

税理士に会社設立代行を頼むメリット

顧問料の割引がある場合がある

会社設立を依頼してくれたクライアントの顧問料を割り引きしている場合があるため、普通に契約するよりも顧問料が安くなる場合があります。

資金調達をサポートしてもらえる

税理士が作成した事業計画書のほうが信頼されやすいため、創業融資といった資金調達を有利に進めることができます。
創業融資による資金調達を考えている方は会社設立前に税理士に相談しましょう。

必ずしも会社設立とセットに頼む必要はありませんのでご注意ください。


税理士に会社設立代行を頼むデメリット

細かい対応ができない

会社設立代行を頼む目安
複数名で設立する場合
=後で揉めないためのトラブル対策をする必要がある。司法書士と弁護士の業務領域。
許認可の取得が必要な事業を行う場合
=定款の内容が取得の可否に影響するので素人が行うことはできない。行政書士の業務領域。
第三者から出資を受ける予定の場合
=株式譲渡の条件等を設定する必要がある。司法書士と弁護士の業務領域。
上記以外
後述の「お得に会社を設立する方法」で紹介するツールを使って自力で安く簡単に行える。士業に頼む必要は全くなし。
税理士が果たせる役割がない!

上のように、士業に代行を依頼する必要があるのは特殊な事例のみです。

しかし、税理士は特殊な事例で果たせる役割がないため、依頼するメリットが全くありません。

安いように見えて実際は非常に高額

税理士の多くは会社設立を無料で代行しており、有料の事務所も数千円程度のところがほとんどと非常にリーズナブルです。しかし、これには裏があるのでご注意ください。

会社設立が無料になるカラクリ

全事務所共通の特徴
  • 長期間の顧問契約がセットになっている(解約不可)。
  • 顧問料と決算申告の手数料が別のところが多い。
無料提供するサービス
  • 必要な登記書類の作成
  • 設立後に提出する必要がある書類の作成
    (提供しない事務所もあり)
収入源
  • 毎月の顧問料(=毎月数万円)
  • 決算申告手数料
    (=一回10万円~/年1回、毎年必要)

結局、年間数十万円以上のお金を取られるため、全く安いとは言えません。

目先の利益に惑わされないようにしましょう。

税理士が会社設立を代行するのは違法

会社設立を代行することが認められているのは司法書士だけであり、ほかの士業が行うと違法になります。

税理士が会社設立を代行するカラクリ

法律のポイント
登記書類の作成
=司法書士以外が行うことも可能。
法務局での登記
司法書士しか行えない。
税理士が行う作業
  • 必要な登記書類の作成
  • 公証役場での定款認証
    (株式会社のみ)
クライアントにお願いする作業
  • 登記書類への押印
    (司法書士に頼む場合も必要)
  • 法務局での登記
成り立つ背景
  • 「代行したのは書類作成だけ」なので一応問題はない。
  • 司法書士が居ないのに完全に代行してくれる場合は外注している(後述)。

自分で行う作業も方法を教えてもらえるので迷う心配はありませんが、法的にグレーなのでおすすめはできません。

外注される恐れがある

税理士を含む会社経営に関わるサービスを提供している企業向けにクライアントの会社設立を代行するサービスを提供している企業が存在しており、これらに作業を外注している事務所もあります。

外注先には司法書士が在籍しているので法的な問題はありませんが、見ず知らずの第三者に情報を渡すことによい印象を持たない方が多いと思いますのでご注意ください。

ホームページ上に「登記申請は提携の司法書士に依頼する」等の記載をするなどして、外注することを事前に通告にしている事務所もあります。

しかし、外注先の司法書士に相談ができるとは限らないので避けたほうが無難です。

契約を解除できない

付属する顧問契約の期間があらかじめ定められているため、別の税理士に変更したくなっても期間内は変更することができません。


【結論】税理士への依頼はNG!

デメリットが多すぎるため、税理士に会社設立を依頼することはおすすめできません。


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詳しくは以下の記事をご覧ください。

登記書類作成サービスの概要とメリット&デメリット