会社設立の流れをわかりやすく解説中!

株式会社の特徴とメリット・デメリットまとめ

株式会社の概要と特徴

概要

必要な人数1人~
資本金1円~
設立費用22万円程度~
所要日数7日~
決算公告必要

特徴

一覧
唯一上場ができる
日本の法人形態で唯一「株式」が存在しているため、株式公開を行うことができます。これは出資による資金調達のしやすさにも影響する大きなポイントです。
所有と経営が分離している
株式会社は株主(=出資者)と経営者(=役員)が別々であってもOKな「所有と経営の分離」が特徴の組織です(合同会社は所有と経営が一体化しています)。
ベンチャーやスタートアップに適している
上場が可能で出資による資金調達もしやすいため、投資家から資金を調達して事業を拡大することが多いベンチャー企業やスタートアップ企業にも適しています。

設立するメリット&デメリット

メリット
  1. 法人格の知名度が高い
  2. 出資による資金調達がしやすい
  3. 意見対立に強い
  4. 共同創業にも適している
デメリット
  • 設立費用が高い
  • 決算公告が義務
メリットの解説

1.法人格の知名度が高い

ポイント
  • 対外信用を得やすい
  • 人材を獲得しやすい

起業当初は対外信用を得るのが大変なので、これは大きなメリットと言えます。

2.出資による資金調達がしやすい

ポイント
  • 上場できるのは株式会社のみ
  • 株式会社は所有と経営が分離した唯一の法人形態
  • つまり株式が存在するのは株式会社のみ

合同会社は出資を受けにくい!

上記の理由からベンチャーキャピタルやエンジェル投資家といった出資で資金を提供する投資家は株式会社のみを出資対象にしていることが多く、合同会社は出資での資金調達で不利になります。

3.意見対立に強い

合同会社だと…
  • 所有と経営は一体化している
  • 社員(役員)のデフォルトの議決権は1人1票

先に定款で議決権数を変えておかないと、社員同士の対立で意思決定がすぐに膠着してしまう!

株式会社なら
  • 所有と経営は分離している
  • 議決権は持ち株数に準拠する

意見対立で意思決定が停止しない!

ポイント

株主同士による意見対立によって意思決定が停止する恐れはあるため、

  1. 株主を奇数にする
  2. 出資比率を変える
といった対策が必要です。

共同創業にも適している

前述の通り意見対立に強いため、複数名での共同創業に適しています。

デメリットの解説

設立費用が高い

株式会社22万円~
合同会社10万円~

上記の通り、合同会社と比べて2倍以上の費用が掛かります。

決算公告が義務

問題点
  • 会社の業績や資金繰りの状況が第三者に知られる恐れがある
  • 年間数千円~費用が掛かる
  • 義務だが知らない人が多い

決算公告の解説は以下の記事で行っています。

決算公告とは:詳しくわかりやすく解説

株式会社に適したケース

複数名での創業

理由

前述の通り意見対立に強いため。

出資による資金調達を考えている

理由

前述の通り、株式が存在せず上場もできない合同会社には出資しない投資家が多いため、出資による資金調達を考えているのであれば株式会社一択になります。

信用が重要な業界や業種での起業

理由

法人格の知名度が高く、会社法に関する知識がないと人にも安心感を与えられるため。

上場を考えている

理由

株式市場への上場は「株式」が存在する株式会社の特権です。

合同会社との比較

以下の記事で合同会社と詳しく比較しています。

株式会社と合同会社を徹底比較

必ず役立つ関連情報

合同会社の特徴

合同会社の特徴をわかりやすく解説しています。

合同会社の特徴とメリット・デメリットまとめ
株式会社と合同会社の比較

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